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2004年の総括

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 写真を始めてはや6ヶ月が経とうとしてます。このサイトに至ってはまだ3ヶ月。でも作品はほぼ毎日POSTしているので、だんだんと数がまとまってきました。そこで、今日は、半年の総まとめとして、自分が写真でやった事、目指した事を散文的に書いていきたいと思います。突っ込み大歓迎ですので、これを読んで感じる事があったら、どうぞ足跡を残していってください。明日からはまたいつもの作品POSTになりますので、写真をあてにして訪問してくださった方には申し訳ないですが、今ひとつお付き合いを。

この世は面白さであふれている。

 もともと自分が写真を始めたのは、普段ある日常の自分の目線で非日常を感じる事が多々あったからなんです。唐突に降る雨の色、ちょっとした時に満員電車で合う目線、喫茶店で見る妙な会話をしている人たちの姿、日常なはずなのにもかかわらず、でもどこかコミカルな、非日常的な要素がこの世にはあふれてるという事に気がつき始め、それを何かの形で表現できないかと思い立ったのが写真を撮るきっかけでした。実際街をあるいていると、普段意外に見落としている「非日常」があふれており、これをどうやってか、共感できるような形にしたかったのがこのサイトを立ち上げた一番の目的でもあるのです。
 このサイトをひいきにしてくれている方ならもう気が付かれているかと思いますが、まだ自分の写真には風景とかが多く、また特殊な場所での撮影というさながら「場所によって撮られた写真」というのが自分の手持ちの作品の大半を占めていました。最初のうちは「あぁ奇抜な写真がとれたな、しめしめ」的な自己満足で帰結していたのですが、正直最近はこういう「狙った奇抜」からの脱却を図らないといけない・・・そんな事を考えてます。

人物撮影の難しさ

 もともと人見知りをする自分ですが、そんな自分が「見ず知らずの赤の他人」の姿をとるという行為に至るまでには、相当の「壁」がありました。今でも正直、人を撮る時は極度の緊張が走ります。が、この挑戦に後押ししてくれた人がこの世の中に3人いらっしゃいます。 このお三方には皆、会話の最初に同じ質問を投げかけています。それは「人を撮るのは怖くないですか?」という問いです。面白いことに、誰しも例外なくこう答えてます。「はい」と。
 一人目はさかさん。この世界に入りだした時に偶然にもインターネットで知り合った写真家です。この人には「兎に角撮らなくちゃ」という押しを教えていただきました。二人目は竹内さん。職探しで新宿のLSビルへ行き、たまたまこの方の写真展を拝見する機会があった時に出会えた方です。この方のコンゴの子供たちの写真を見て、また撮影の時の後日談等を伺い、人物撮影に「いかに真摯で向かうか」という態度を学びました。彼はプロジェクトを完遂させるのに、数ヶ月という長い生活を被写体と過ごしたそうです。三人目は坂田栄一郎先生。東京写真美術館の先生の個展を見学していたときに、本当に寸隙を付いてお話を伺うことができ、この時には「いい物を撮りたいという信念」がいい写真に結びつくのだという事を、また「誠意を持ってファインダーに向かう」事を学びました。なによりも先生は自分の目をみてにこやかに「君ならできるよ」と言ってくれた事が、おそらく自分が今写真をとるモチベーションの大よそを形成しているのは間違えがないと思います。写真という事象から見える他人、それに如何に接していくか。そういう事を真摯に受け止めると同時に、この質問を繰り返しているうちに、人物撮影とは、いや良い人物写真を撮る写真家はみなどことなく優しく、人が好きであるのだという事を感じざるを得なかったです。

偶発を収めるための道具

 自分は今、あるコンパクトデジタルカメラひとつですべての作品を作ってます。このカメラは優秀で、相当変な事をしてもかなり融通を利かせてくれます。特に露光調整に関しては、カメラ素人な私の無茶を程よくこなしてくれます。が、やはり不満もあります。それは起動時間でシャッターチャンスを失っているケースが多々あるという事なのです。先日さかさんと一緒に街を撮影していたのですが、もう圧倒的にさかさんのマニュアル機の方が、いざという時にちゃんと獲物をしとめているのです。このタイムラグは如何ともしがたいのですが、これをうまく埋めるべく技術を向上していかせなければならない、そんな事を思ってこれを来年の抱負のひとつとしたいと思ってます。

・・・とまぁ、色々と書きましたが、まだまだ勉強しなければならない事がたくさんあるわけで、やっぱり普段からちゃんとカメラを持って街に繰り出す今の作業は今後もちゃんと続けていこうかなと思っております。

それではまた来年もよろしくお願いいたします。

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コメント

人を撮るという事
写真って「目に見えない何かを伝える為に撮る」物だと。
ファインダーを通して見たら、気付くものって沢山ありますよね。
ちょっとの事なのに、すごく違って見えるものとか、その「瞬間」を捉えるものとか。
なんて事ない、食べかけのケーキですら表情を持ってる時がある。
私もそれを見つけるために写真を始めた一人であります(w

最近になって少しずつ再開して、やっぱり人を撮るって難しいなと改めて思います。
なかなか出来ない。
どうしても隠し撮りみたいになってしまいます(w
これが先生方のおっしゃる、真摯で、誠意を持ってと言う部分に当てはまらないのでしょうね。
でも人間が生活していく中で、一番身近にいるのって人、何かを伝えてくれるのも人だと。
そして自分もそう言う人間のひとりなんだと考えると、やっぱり人を撮りたい気持ちはあります。
人の創られたものでない柔らかな表情、内面から湧き出る見えない気持ちなど。
すごく魅力があるし。
やっぱり、それを撮ろうと考えると、自分にもそれなりの覚悟が必要なんでしょうね、難しい。

やっと扱いなれてきたごつい一眼レフ持って、今年はあちこち行こうと考えています。
(シャッターチャンスですがマニュアルでも結構モタモタしてるので逃す事多しです、ダメやん・・・)
くろぼしさんも素敵な写真、たくさん撮れますように!
なんか偉そうにすみませんm_ _m
>二人目は竹内さん。<略> この方のコンゴの子供たちの写真を見て・・・
!!!
高校の同級生でいろんな国の子供の写真を撮る
同姓のフリーカメラマンがいるんですが・・・
ちがうかな・・。竹内弘真っていってちょっと天然パーマの・・・。
その方ですよー。
某学園の卒業生なんで、すぎさんと確かに級友のはず・・・って同級なの!?(汗
彼は、いい写真とりますね。彼の撮った子供たちの目は、希望に燃えてて、見てる人間を吸い込んでいくのでした。
http://subsite.icu.ac.jp/prc/webcampus/alumni/today/0501_take.html
同級も同級!同じクラスで、同じ写真部でしたよ。
凄い硬派な奴で、天然パーマもあってか
組長とかって呼ばれてましたがw
ひとつのことに真剣に取り組める人ですね。

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